本文へスキップ
豊四季町会ロゴ

 豊四季町会今月のホープさん

第17回 その後の「広松大和君」

 一昨年の8月、第3回「今月のホープさん」で紹介した、陸上競技で活躍する豊四季中学校3年生の広松大和(やまと)君を覚えている方も多いだろう。

あれから1年半、広松君はあのスポーツ名門校「流通経済大学付属柏高等学校」に進学し現在1年生だ。部活動は、もちろん陸上競技部・駅伝部(部員数50名・卒業する3年生を含む)に所属している。中学生時代から期待されていた健脚は健在で、益々その才能の片鱗を見せている。昨年11月に行われた関東地区高校駅伝2021(関東6県から48チームが参加)では、並みいる上級生を抑えて2区を走り、チーム3位の入賞に貢献した。「流経大柏」内のランキングでも、1年生ながら1,500mではなんとトップ(自己ベスト3分59秒)、5,000mでも5位にランクされている。


上背も伸び一段と逞しさが増した広松君



1年半前中学陸上千葉大会800m優勝


今年は2年生として、インターハイ出場を目指している。土日も含む毎日の練習は過酷を極めるが決して弱音は吐かない。見つめる先は、箱根駅伝。進学先もあの4回の優勝を誇る名門東洋大学と決めている。

数年後、箱根の山を駆け上る広松大和を見られる日も近い。豊四季のホープ。益々目が離せない



第16回 「ふるさと協議会」 富田谷(トミタヤ) さん

 第15回ホープさんで取り上げた「社会福祉協議会」と共に町会活動に密接なのが「ふるさと協議会」、近隣町会・自治会の連合組織だ。「柏市ふるさと協議会連合」には21地域あり、我が豊四季町会は他の7町会・自治会と共に「新富地域ふるさと協議会」に所属している。

「住み良い地域づくりを推進」する組織(ふるさと協議会組織イメージ図参照)として町会・自治会を取り纏め、町会単独では出来ない事業や活動に取り組んでいる。身近なところでは運動会、文化祭(フェスタ)やグランドゴルフ大会など、
「安心・希望・支え合い」のまちづくりの中心的役割を担っている。


富田谷

新富地域ふるさと協議会
富田谷会長


新富近隣センター

新富ふる協の活動拠点
新富近隣センター


 その新富ふるさと協議会の会長が、吉野町会の会長でもある富田谷三恵子さんだ。4歳からこの地域に移り住み育ち、4人の子育てを通して地域とかかわり続けてきた。前会長の急逝後、昨年5月多くの支持を得て会長に選出された。

 富田谷会長は語る。「地域活動は私をそして子供たちを育んでいただいた地域への恩返しです」「自分のできることを地道やってきました」「日々勉強させて貰っています」「みんなで楽しくやってきました」「是非、特に若い方に町会活動・地域活動に関心を持ってほしい」「この1年半余り、コロナ禍で思ったような活動ができず、忸怩たる思いです」

「緊急事態宣言が解除された今、オンラインやSNS等を活用しながら時代に即した活動をと思っています」「地域の子供たちをみんなで育ていきたい」「高齢者を支える柏っ子として、若い人たちにバトンタッチまで、地域に密着して盛り上げていきたい」 大らかな人を引き込む笑顔で抱負を語ってくれた。 並みいる男性町会長の支持もうなずける。

地域に希望の花を咲かせる人望の肝っ玉お母さん。活躍に期待は高まる。


社会福祉協議会 第15回 柏市社会福祉協議会

 この度、「町会のご案内」を発行、配布しましたところ、「社会福祉協議会って何?」「どんなことしているの?」との質問を頂きました。今回のホープさんは「カシワシャキョウ」です。

 社会福祉協議会は、終戦後に厚生省の指導により設置され、社会福祉法のもとに全国、市区町村に設置されている、自主性、非営利性を基礎とした
公共性の高い民間組織です。柏社協は、昭和31年に任意団体として発足し、昭和47年に社会福祉法人として認可されました。

地域住民組織をはじめ、柏市で福祉活動等に取り組む民生委員やボランティア、保健・医療・福祉等の関係機関や行政、企業等の代表者で構成される
協議体組織です。柏市には23地区社協があり、当町会は新富地区社協に所属し、町会役員や民生委員他が参加しており、地区社協会長は、山内前豊四季町会長です。 


シャキョウて何?

シャキョウて何?






活動紹介

活動紹介

施設案内

施設案内

会費の使い道

会費の使い道



PDFはこちらから

          

社協の活動は多岐に亘り、その主なものは

 ①困ったときの相談支援  ⑤子育て支援
 ②ボランティア支援  ⑥生活支援
 ③福祉教育  ⑦介護予防
 ④地域支援  ⑧地域の力サポート   

です。

(詳細は上記「活動紹介」ご参照)身近なところでは、新富近隣センターに「新富ちいきいきいきセンター」(本年4月にオープン)、豊四季台に「いきいきセンター」「地域活動館」があります。
 
豊四季町会は柏社協の住民団体会員として、皆様から頂いている町会費より、
一世帯当たり300円を会費として納めています。(「会費の使い道」ご参照)

社協からは町会団体の「ささえあい豊四季」「サロンとよしき」に支援を受けています。豊四季町会は社協を
地域福祉の担い手、そして希望として、今後とも支援していきたいと想います。 
 


商店会のろし 第14回 「豊四季商店会」 笠(リュウ)さん

 1974年制定の「大店法」が、2000年に「大規模小売店舗立地法」に改正されて以来、小規模商店街の衰退が著しい。特に地方にあっては、郊外の大規模店舗の進出に伴い、商店街のガレージ化が進んでいる。

豊四季駅近隣の商店街も例外ではない。閉店や移転を余儀なくされている商店も少なくない。しかし、その中にあって、地域の発展と活性化に取り組んでいるのが、
「豊四季商店会」だ。豊四季駅前を中心に28店舗・企業等が加盟し活動している。
 


とよしキング

豊四季商店会公認
ゆるキャラ
「とよしキング」


笠
豊四季駅前保育園の前で
笠会長

豊四季ハロウィン
豊四季ハロウィン
仮装コンテスト

 その会長を務めているのが、笠宗祐さん(43歳)だ。笠さんは、柏駅前「カンガルーぽけっと保育園」と「豊四季駅前保育園」(090-7208-2150)のオーナー経営者。多忙な業務の中、会員企業の取り纏めや、商店会・地域の活性化のために走り回る。

5年前から始めた
ハロウィンコンテスト」「豊四季夏まつり」も笠さんの発案と東奔西走で、地域に友好の輪を広げている。町会との連携も欠かせない。「納涼盆踊り大会」への支援、街路灯設置の協力・管理など貢献している。「豊四季町会」と「豊四季商店会」、ともに地域の「安心・安全なまちづくり」目指して希望の連帯を広げていきたい。


インドネシア民族衣装 第13回 「お隣のYOU」サムエルさん

 コロナ禍で昨年、今年と減少したとはいえ、日本に住む外国人は近年増加の一途だ。出入国在留管理庁によると、2020年6月の在留外国人は、約288万人で総人口の約2.3%を占める。

柏市にも9,813人の外国人が暮らす(柏市住民基本台帳より)。グローバル化は人口の面からも進展が続く。スラメト・サムエル・スサントさんは、ジャカルタ出身のインドネシア人。今年4月から豊四季町会員になった。 
 


ジャカルタ

発展する首都ジャカルタ
(都市圏人口:3120万人)


サムエル

愛妻アンジェリーナさんと
ツーショット

インドネシア

赤道直下の国インドネシア

 サムエルさんが日本に関心を持つようになったのは、モーニング娘だ。興味が高じて日本と日本語を猛勉強。インドネシアの大学卒業後、教授の推薦を得て奨学金を獲得し、慶應義塾大学理工学部・理工学研究科に5年間留学(授業は全て英語)を果たした。

一旦、インドネシアに戻るも日本への想いは断ちがたく、今度は伴侶アンジェリーナさんを伴って来日した。更に愛妻を説得して、昨年10月に住環境の良い豊四季に新居を購入し
日本永住を決めた。こんなに日本をそして豊四季を愛してくれる方がいるんです。国際親善は、お隣のYOUさんから。サムエルご夫妻、豊四季のホープです。


親子会アイコン第12回 「豊四季親子会」の皆さん

 「豊四季親子会」は、豊四季町会の発足とほぼ同時に、町会団体として寿楽会(老人会)とともにスタートした。地域・社会の未来を担う子供達を育み、安心・安全な子育てをサポートし、「町全体で子育て」をモットーとしている。

その活動は多岐にわたり、町会の要だ。(活動の詳細は、HP「町会団体活動状況」「親子会」「令和4年度計画」参照)特に夏の盆踊り大会、秋のバスハイク、年末の餅つき大会等、ふだん多忙で地域になじみの少ないお父さんたちも参加して、親子・近所の親睦、交流、ふれ合いの場となっている。
 


親子会1

5月8日の定例会

クリスマス会

恒例のクリスマス会(2019年)

親子会3

(左から)
蛭田さん山口さん真方さん

 役員は1年交代で、今年度は、会長山口さん、副会長の真方さん、蛭田さんが会を牽引する。親子会はママたちの子育ての情報交換、そして励まし合いの場ともなっている。彼女らは語る「親子会で、地域ならではの活動を通して、自分の住む町に親しみを持ってもらいたい」「夏まつりやクリスマス会など、学校とはひと味違った思い出を持って大人になってほしい」「豊四季に住んでいてよかったと思ってもらえるように・・・」コロナ禍で活動が制限されている中、地域の「希望」の育成にママたちの奮闘が続く。
 
お願い 
あなたも親子会に参加しませんか!詳細はHPの「町会団体」「親子会・親子会OB会」の「新入会登録フォーム」(クリック)をご覧ください。


ママと赤ちゃん 第11回 「健康づくり推進員」の皆さん

 豊四季町会では毎年60人もの新しい命・赤ちゃんが誕生する。育児に奮闘するママたちに寄り添い支援するのが「柏市民健康づくり推進員」の皆さんだ。

 推進員は市長が委嘱した非常勤特別職、ボランティア。任期は3年、主な活動は「子育て支援」「健康づくり」「食育推進」活動だ。豊四季町会の推進員は4名(定員5名)。新富地区のブロック長を務める山本さん、種村さん、本間さんがその活動について語ってくれた(岡田さんは当日欠席)。


健康づくり1

忠町会長と協議する推進員

健康づくり2

(左から)
本間さん 種村さん 山本さん

健康づくり3

母と子の集い(柏市HPから)

 主要な活動が、子育て支援「赤ちゃん訪問」だ。保健所からの連絡で地域の3~4か月の赤ちゃんがいる家庭を訪問する。孤立しがちなママに子育ての経験を語り、困難なこと・悩みを聴き、役立つ情報を伝え、時には市の保健師に繋ぎ解決を図る。

 多くが核家族世帯、推進員の親身なアドバイスが育児の助けとなる。第2子出産を躊躇するママに、「1+1が、1+1.2になるのよ」と声掛けた。1年後
「1+1.2になりました」との満面笑みの感謝の報告に、この任務を続けてきたやりがいに歓びが弾けた。少子化が進む中で子供たちこそ、町の・未来の希望だ。その新しい命を育み支援する推進員の活躍、町会員はエールを送っています。(コロナ禍で活動は休止中。1日も早い再開をみんなが待っています)

新推進員募集しています!あなたの経験を語ってください!


パトロール 第10回 「防犯・防災隊長」山本さん

 「あの日あの時、あなたはどこで何をしていましたか?」3.11東日本大震災から10年。大災害の脅威は現実味を増している。豊四季町会は新体制の下、コロナ禍の中ではあるが、防犯・防災体制の拡充を図ってきた。毎月の定例会での検討から、自主防犯パトロールを実施(隔月)。「安否確認」を主体とする防災訓練を災害対策本部を立ち上げて実施した(9月19日)。防災担当の奥山副会長を補佐し、その先頭に立って発案から実行まで指揮を執っているのが、山本佳彦(63歳)さんだ。


防犯・防災隊長1

自主防犯パトロールに出発

防犯・防災隊長2

防犯・防災隊長 
山本さん


防犯・防災隊長3

「安否確認」防災訓練
2020.9.19実施

 山本さんは、警視庁に在職42年の警察官(平成30年退職)。平成18年からは警視庁生活安全部に所属し警視長を務めた防犯・防災のプロ中のプロだ。柔和な表情からは想像できないが、柔道4段、書道有段、文武両道の偉丈夫だ。都内から柏に移り住んで40年余り。請われて愛する豊四季の防犯・防災隊長の任に就いた。地域の安全安心なくして、明日への希望はない。防犯・防災のトップランナーとして、その行動力に益々期待が高まる。



ささえあい 第9回「ささえあい豊四季」古川博康さん

 コロナの感染収束が待たれる中、益々その活動に期待が寄せられているのが、高齢者の自立支援を目的とした町会の助け合い団体「ささえあい豊四季」だ。

「ささえあい豊四季」は、行政(柏市地域福祉課)からの推進を受けて、2018年4月に発足した。団塊世代が後期高齢者となる2025年を見据えた、
自助・共助・公助に繋がる近助(近所の助け合い)活動だ。現在メンバーは34名。手がけた支援活動は100件に迫る。他町会からの問い合わせや、茨城県ひたちなか市からの視察団受け入れなど、その実績に注目が集まっている。


ささえあい_1

仲が良い協力隊員
支援活動に出発


ささえあい_2

視察団説明会で
古川さん(左)服部さん


ささえあい_3

社協・民生委員との協議会

その中心にいるのが、会長の古川さんそして発足時からメンバーの服部さんだ。
古川さんはITコンサルタントとして、セミナーの講師を務める多忙な中メンバーを牽引する。支援内容は、草取り・家具移動・電球交換・ゴミ出しなど多岐にわたる。民生委員や社会福祉協議会との連携も欠かせない。「共助・公助とのバランス、どういったささえあいが最も効果的なのか等々課題もある。」「しかし支援した方からの感謝、そして笑顔、支援した自分たちも元気になれるささえあい。地域の人間的共感の深まりに貢献の喜びがあります」と古川さん服部さんは語る。コロナに負けない地域連携。「ささえあい豊四季」は地域の希望だ。

 ☆ ご相談窓口 090-9953-6032 (古川)
 ☆ ささえあい豊四季の活動状況&料金表はこちらから

 
☆ 協力会員を募集しています。皆様の参加をお待ちしています。


登校見守り隊第8回 「登校見守り隊」佐藤さん

  寒空の朝、登校見守り隊の佐藤さんの声が響く「おはよう!」。子供たちの元気な声が応える「おはようございます」「行ってきます」。ここは通称「魔の交差点」(豊四季204番地付近、変則十字路、第二小学校への通学路)、片側1車線の車道は狭く、引っ切り無しに車が行き交う。歩道も狭い、児童二人が並べばすれ違いも容易ではない。「子供たちの通学の安全を見守りたい」、佐藤雄二さん(76歳)が見守り隊を始めてもう10年になる。退職直後から前任者の引継ぎからだ。見守り隊は町会の組織でも行政からの依頼でもない。全くのボランティアであり、自発的活動だ。現在この通学路には佐藤さん始め3名の隊員が任務についている。雨の日も風の日も見守り隊に休みはない。学校がある限り街角に立って子供たちに声をかける。


登校見守り隊1

児童に声をかける佐藤さん

登校見守り隊2

富士見町会の加藤さん(左)と

登校見守り隊3

防犯指導員証

 見守り隊の一番の歓びは、子供たちの成長を目にし見守ることだ。桜の季節、身体より大きなランドセルに歩くのもおぼつかない新一年生が、見る間にグングン成長していく。佐藤さんには忘れられない思い出がある。最後の登校日を迎えたその日、「6年間見守ってくれてありがとうございました」卒業生が挨拶に来てくれた。佐藤さんにとって最高の「感謝状」だ。町会副会長として行政委員も務める佐藤さん。今日も子どもたちに希望の声を届ける。